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レジャー特集 のんびり岐阜まちなか歩き
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神社の中の劇場

村国座
'15/12/17
村国座は、壬申の乱の英雄「村国男依」を祭神に祀った村国神社の境内にあり、年に一度行われる村国神社の祭礼で、氏子が奉納する地芝居を上演するために建設された舞台です。
客席と舞台を備え本格的な廻り舞台と広い花道、奈落を持っており虚飾を廃した素朴で力強い造りの建物です。

明治10年ごろに創建された村国座は、今日まで原形を大幅に変える改築や、映画館向きに改造されることもなく保存され江戸時代末期から明治時代初期の劇場建築の典型を今に伝える数少ない農村舞台であるとして、昭和49年には国の重要有形民俗文化財の指定を受けました。

村国座が創建されてから約130年、濃尾大震災(明治24年)や伊勢湾台風(昭和34年)など、数々の災害を乗り越えました。
生活の変化や娯楽の多様化によって、全国各地の農村歌舞伎が衰退し多くの芝居小屋が解体されました、村国座の奉納歌舞伎は役者を大人から子どもに切り替えて今も秋の村国神社の祭礼では、村国座を舞台に地元の子どもたちによる子ども歌舞伎が立派に上演されています。

子供歌舞伎、村国座は年に一度の村国神社祭礼に氏子が奉納する地芝居のために建設された舞台で、村国座の杮落しは明治15年10月26日くにち節句と呼ばれた旧暦9月9日の村国神社の祭礼に合わせて行なわれました。

現在では、毎年10月の第2土曜日と日曜日に村国神社の祭礼が行われ、 2日間にわたって地元小学生による子供歌舞伎と新舞踊が上演されます。
出演する子どもたちは夏の間に猛練習を積み、公演当日には熱の入った演技を披露します。

村国座も創建から約130年が経過し、建物全体の老朽化が目立つようになってきました。
調査の結果、村国座の建物が大きく南西方向に傾いており、礎石の据え直しや建物の建て起こしといった、根本的な修復工事が必要であることが分かりました。
村国座を未来へ継承していくため、平成18年から3年を費やして、建物全体の修復や基礎工事、耐震補強工事を含めた村国座平成の大修理を行いました。
輝きを取り戻した村国座は、本格的な舞台照明や音響設備、グランドピアノを備え、歌舞伎以外の公演にも幅広く活用されています。

切妻造り桟瓦葺きの屋根には、約1万5千枚の瓦が葺かれています。
壁は、真壁造(しんかべつくり)の漆喰(しっくい)壁で、白漆喰で仕上げられた壁面に規則正しく並んだ柱や妻梁(つまばり)、水平方向に連続する無双窓(むそうまど)と高窓格子(たかまどこうし)の構成が美しく、村国座の古風な外観を特徴づけています。

舞台正面には、彫刻をつけた虹梁(こうりょう)を架け、その上に飾り棚と高窓を設けるなど、額縁を際立たせた意匠が施されています。
内部には、廻り舞台を中心に、左右に大臣柱(だいじんばしら)を立て、上手袖に太夫座(たゆうざ)を設(しつら)え、上部には、竹を組んだブドウ棚を吊り上げています。
さらに本花道と仮花道を設置するなど、歌舞伎の上演に必要な舞台機構を備えています。
(各務原市調べ)

各務原市ふれあいバス東部・南部線「各務おがせ町5丁目」バス停下車徒歩約15分。
 
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