長良川公園
高橋尚子、ご存じの通り2000年のシドニーオリンピック女子マラソンで金メダル獲得した岐阜市出身のランナーです。
オリンピック女子マラソン競技で日本人女子陸上競技選手初となるオリンピック金メダルを獲得したことで有名です。
尚子ロードとは、長良川公園を起点として金華橋方面へ繋がっていくジョギングコースです。
県立岐阜商業高校時代この堤防で、練習したのがきっかけで命名されました。
またここの他、高橋尚子が練習地に選んだ鹿児島県徳之島の周回道路が「尚子ロード」と名付けられています。
長良川公園の堤防よりのところに、オリンピックの金メダルを取った記念として、高橋尚子のシューズ・足跡を取ったモニュメントが設置されていて、その功績をたたえています。
また、ここより少し北側にあるメモリアルセンターに、シドニーオリンピックのゴールシーンをモチーフにした高橋尚子像があります。
高橋尚子、岐阜市出身で岐阜市東部にある藍川東中学で陸上をはじめ、野球で有名な県岐商に進み(同級生にプロ野球西武~中日在籍の和田 一浩がいる)大阪学院大学商学部を経て、小出義雄監督率いるリクルートの門をたたいた。
大学の時大会で優勝するほどになって実業団からも誘いがあったが、大卒を採らないリクルートであったが、小出義雄監督に頼み込み契約社員としてリクルートの一員となった。
当時リクルートは、有森裕子をはじめとする日本代表クラスの選手がいて、その選手に交り駅伝のメンバーになることが目標でした。
小出監督と共に積水化学に移り、2回目のマラソン名古屋国際女子マラソンで優勝し名前を全国に知れ渡りました。
そして本人も最高のレースという、バンコクで行われたアジア大会でゴール時気温32度、湿度90%以上の過酷な条件のなか、アジア最高記録(当時)で優勝。
自身の持つ日本最高記録を4分以上も更新して世界最高記録(当時)まで1分というところまで縮め世界に向けて頭角を現しました。
そしてシドニーオリンピックで優勝に至りました。
オリンピックでの金メダル獲得は、日本陸上界64年ぶり戦後初の快挙であるとともに、日本女子陸上界においては史上初の快挙でありました。
この功績をたたえ、高橋尚子は国民栄誉賞を授与しました。
また翌年のベルリンマラソンで、世界記録を塗り替え女子ではじめて2時間20分の壁を破りました。
それは、日本人女性としてはじめて世界記録を更新した瞬間でもあります。
現在は、引退してスポーツキャスターなどをしてスポーツのより良い普及に力を注いでいます。
この尚子ロードのある長良川公園は、いろいろなイベントなどが行われ、またいつもは市民の憩いの広場となっています。
主な開催として、国際インラインスケート岐阜長良川大会があります。
毎年11上旬に全国各地から1500人以上が参加するインラインスケート国内最大規模の大会です。
手力雄神社の例祭「手力の火祭」を長良川河畔に場所を移して開催(8月第2日)
世界的ランナーが練習を重ねた場所に訪れてください、長良川と金華山ロケーションも素晴らしいです。
場所は、長良橋北側長良川の右岸堤防です。
岐阜駅よりバスで20分くらいのところです。
別に「長良公園」という物もありますので注意してください。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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